近畿や四国、東日本で大雨 気象庁が警戒呼び掛け

 日本列島は22日、暖かく湿った空気の影響で、太平洋側を中心に局地的に非常に激しい雨が降るなど広範囲で荒れ模様の天気となった。大気の不安定な状態は23日にかけて続く見通しで、近畿や東日本の太平洋側では引き続き大雨の恐れがある。気象庁は、河川の増水や土砂災害などへの警戒を呼び掛けた。
 22日、兵庫県洲本市で1時間に64.5ミリ、千葉県勝浦市で同63.5ミリ、高知市で同45.0ミリの大雨。紀伊半島でも同日未明に激しい雨が降り、三重県大台町で同43.0ミリ、同県尾鷲市と和歌山県新宮市で同39.0ミリを観測した。