週末の列島、荒れ模様に 九州は猛烈な雨

 暖かく湿った空気の影響で21日、九州は局地的に1時間に80ミリ超の猛烈な雨が降った。22日にかけて、西━東日本の太平洋側を中心に広範囲で大気の状態が不安定となり、雷を伴った大雨の恐れがあるとして、気象庁は警戒を呼び掛けた。
  台風12号で豪雨に見舞われた紀伊半島では、新たな土砂災害発生に注意が必要。22日は東北も大雨の可能性がある。
 21日、宮崎県日向市で1時間に87.5ミリ、大分県佐伯市の蒲江で同81.5ミリの猛烈な雨が降り、両地点の10月観測史上最多記録を更新した。愛媛県愛南町でも、10月として最多の同67.0ミリを記録。