9月は記録的豪雨と厳しい残暑 気象庁、天候まとめ

 気象庁は3日、9月の天候まとめを発表した。記録的な大雨をもたらした二つの台風や前線の影響で、北・東日本と西日本の太平洋側で降水量が顕著に多く、北日本(北海道、東北)の日本海側は平年の2.03倍と、9月の降水量としては1946年の統計開始以来最多になった。
 月平均気温は全国的に高く、北・東日本は平年を1度以上上回った。中旬(11~20日)は東・西日本で厳しい残暑となり、特に東日本(関東甲信、東海、北陸)の中旬は平年を3.1度上回り、上・中・下旬ごとの統計を開始した61年以降最高だった。