気象庁、一両日は余震に注意を 熊本震度5強で

 熊本県で5日深夜、震度5強を観測した地震について、気象庁地震津波監視課の永井章課長は6日未明、記者会見し「一両日は最大震度4程度の余震の可能性もあり用心してほしい」と述べた。
  今回の震源は阿蘇山から約20キロ離れており、阿蘇山の火山活動に変化はないという。
 永井課長は「今回の震源とほぼ同じ場所で9月7日にも震度3の地震があり、マグニチュード(Ⅿ)4程度の地震が時々起きている場所」と説明。余震の発生状況などから、地震活動が活発化している兆候はみられないとの見解を示した。