近畿、東海で局地的に激しい雨 東~北日本も警戒呼び掛け

 低気圧や前線の影響で15日、全国的にぐずついた天気となり、近畿や東海で局地的に非常に激しい雨となった。低気圧の移動に伴い、東日本から北日本では激しい雨の恐れがあるとして、気象庁は警戒を呼び掛けた。
 台風12号の豪雨に見舞われた紀伊半島では、新たな土砂災害の危険が高まっている所があり、引き続き注意が必要という。
  静岡市葵区で1時間に55.5ミリの非常に激しい雨を観測。奈良県葛城市で同43.0ミリ(10月観測史上最多)、和歌山県・高野山でも同39.0ミリの雨が降った。
 16日朝までの24時間予想雨雨量は、いずれも多い所で東海150ミリ、東北100ミリ。