旭川で初雪、2番目の早さ 北日本中心に冷え込み

 日本列島は3日、強い寒気が南下して冬型の気圧配置が強まり、北日本を中心に冷え込んだ。
 北海道旭川市は未明に初雪を観測。平年より20日早く、1898年10月2日に次ぐ観測史上2番目の早さ。
 室蘭市の鷲別岳でも最も早い初冠雪を記録。山形県の月山と朝日岳、福島県の吾妻山、群馬県の白砂山、富山県の立山でも初冠雪となった。いずれも平年より5~25日早い。
  気象庁によると、北海道北部の上空約5千メートルには氷点下36度前後と真冬並みの寒気が流入。低気圧がオホーツク海を進み、西高東低の冬型の気圧配置が強まった。寒さは5日の朝まで続く見込みという。