気象庁は20日、関東甲信地方は21日夜から22日にかけ雪となり、平野部でも積もる恐れがあるとして、交通機関の乱れなどに注意するよう呼び掛けた。
東京の積雪は現時点の予想では多摩西部中心で、23区ではうっすら積もる程度とみているが「今後の気象情報に留意してほしい」としている。14日に東京で降った大雪について、気象庁は当日未明まで「23区では積もる可能性は小さい」と予測していた。
同庁によると、本州の南岸を、前線を伴った低気圧が発達しながら通過し、関東に大雪をもたらす「南岸低気圧」という気圧配置になって、関東甲信の山沿いを中心に雪が積もる見込み。