12年は9番目に暑い年 NASA、温暖化に警鐘

  【ワシントン共同】2012年は地球全体では過去約130年で9番目に暑い年で、地球温暖化に伴う平均気温の上昇傾向がここ10年ほど顕著になっているとの分析結果を、米航空宇宙局(NASA)が15日発表した。
  12年の世界の平均気温は14・6度で、20世紀半ばの平均値より0・6度高く、1880年に比べると0・8度高かった。大気中の温室効果ガス濃度に伴って平均気温が上昇する傾向がみられ、気温の高さで過去9位以内の年は全て1998年以降に集中している。最も暑かったのは2005年と10年。
  12年は地域によって気温上昇の度合いが異なり、米国では最も暑い年となった。