死者・行方不明者は約1万5千人に上り、福島県と岩手県では、避難所の高齢者計15人が死亡した。
ライフライン復旧に伴い、自宅に戻る被災者が増えている一方、自宅に食料がなく、ガソリン不足で買い物にも行けず、避難所に戻る人も出ている。
福島第1原発事故の避難指示を受けて、病院から福島県いわき市の避難所に運ばれた患者14人が死亡。岩手県陸前高田市でも80代女性が避難後に死亡した。警察庁の17日午後10時のまとめで死者は12都道県の5692人、行方不明は6県の9522人で、合わせると1万5214人となった。