同庁によると、7月中旬以降、東・西日本は太平洋高気圧に覆われ、北日本も南からの暖かく湿った空気が流れ込みやすく、各地で猛暑となった。今後2週間程度、平均気温は北海道や九州南部、沖縄を除き平年を2度前後上回る見通しで、少雨を解消するようなまとまった雨が降る可能性も低いという。
九州北部~関東が梅雨明けした7月17日から8月23日までの最高気温の平均値(速報値)は、仙台で31.6度と平年より3.9度も高い。東京は33.3度(平年比プラス2.7度)、名古屋34.1度(同2.0度)、福岡で34.4度(同2.6度)。
同期間の降水量は、広島が平年の6%の10.5ミリ、福岡は同17%の39.5ミリ。東京が同23%の39.5ミリ、高松は同27%の29.0ミリにとどまった。