12日午後1時20分ごろ、秋田県八峰町で突風が吹き、住宅や作業小屋など16棟のトタン屋根がはがれたり、窓ガラスが割れたりする被害が出た。けが人はなかった。
同町では、同時刻ごろに竜巻のような雲が移動していくのを地元消防署員(56)が目撃した。雲は1分ほどで消えたという。
秋田地方気象台は12日正午過ぎ、県内に竜巻注意情報を発表。寒冷前線が上空を通過したため、積乱雲が発達して突風が吹いた可能性があるという。同気象台は13日に機動調査班を現地に派遣、被害状況なでを調べる。
八峰町では10月17日にも竜巻とみられる突風が吹き、物置小屋1棟が半壊するなどした。