気象庁は、西・東日本は13日昼前にかけて局地的な大雨の恐れがあるとして、引き続き警戒を呼び掛けた。
島根県の津和野で1時間に66.5ミリ、同県益田市の匹見では63.0ミリと、それぞれ観測史上最多となる雨が降った。同県の海士では未明までの24時間雨量が244.5ミリに達し、これも観測史上最多。
岡山県新見市の千屋で1時間雨量44.0ミリ、広島県安芸高田市の甲田48.5ミリ、松山46.5ミリ、山口県の下松54.5ミリなど、7月として過去最多となった地点もあった。
愛媛県によると、松山市や隣接する松前町では計3棟が床上浸水、計21棟が床下浸水した。
気象庁によると、梅雨前線は13日、九州北部から本州の南岸に停滞する見込みで、暖かく湿った空気の流入で雨雲が発達しやすくなっている。