京田辺の39.9度は幻 アメダス15地点が不適切
9月5日に同月として国内観測史上最高の39.9度を記録した京都府京田辺市の地域気象観測システム（アメダス）に植物が絡まっていた問題で気象庁は30日、全国のアメダス点検結果を発表。15地点は雨量計に草がかぶさるなど観測環境が不適切で、うち京田辺を含む6地点は「観測データに問題がある」とした。
京田辺の39.9度や6地点の一定期間の降水量は、精度に難のある「疑問値」扱いとし、観測史上の順位などの統計に用いないことを決めた。
この結果、9月史上最高気温は埼玉県・熊谷の39.7度（2000年9月2日）、今年一番の暑さは岐阜県・多治見の39.4度（7月22日）に統計を修正する。
データに問題があるとされたアメダスは宮城、茨城、埼玉、京都（京田辺）、岡山、徳島の6府県のそれぞれ1地点。京田辺は気温と降水量、残り5地点は降水量について疑問値とした。8県の計9地点は「観測環境は不適切だが、データそのものに問題はなかった」とした。
9月30日（木）
＜各地の気温＞札幌 22.4度 13.1度
仙台 21.0度 14.6度
東京 22.0度 18.1度
名古屋 21.3度 17.7度
大阪 20.4度 17.0度
福岡 26.4度 19.5度
那覇 31.3度 24.9度
＜全国ランキング＞
最高気温 32.0度 石垣島（沖縄）
最低気温 2.3度 根室中標津（北海道・根室）
糠内（北海道・十勝）
1時間降水量 29.0ミリ 那覇（沖縄）
日降水量 42.0ミリ 佐賀（高知）
最大瞬間風速 25.7メートル えりも岬（北海道・日高）
高層雲や高積雲が覆い、未明から雨。昼前には雨も止み、薄日のこぼれるときも。 （9：44）
乱層雲や層雲で、昼過ぎから再び雨となり、一時雨足が強くなる。夜にかけても、小雨がぱらつく。（16：24）
＜当地の状況＞最高気温 21.6度
最低気温 18.4度
最大瞬間風速 5.0メートル（西北西の風）
降水量 19.0ミリ（最大時間雨量8.5ミリ）
9月29日（水）
＜各地の気温＞札幌 18.3度 12.0度
仙台 22.7度 14.7度
東京 25.6度 19.6度
名古屋 25.9度 18.1度
大阪 25.4度 17.7度
福岡 24.0度 18.4度
那覇 31.6度 25.6度
＜全国ランキング＞
最高気温 31.6度 那覇（沖縄）
最低気温 4.5度 根室中標津（北海道・根室）
糠内（北海道・十勝）
1時間降水量 29.0ミリ 伊原間（沖縄）
日降水量 60.0ミリ 井原間（沖縄）
最大瞬間風速 29.9メートル 礼文（北海道・宗谷）
朝はよく晴れていたが、次第に北東方向から層積雲が現われる。（9：50）
西から巻雲や巻積雲が現われ、積雲も見られる。（11：55）
巻積雲から高積雲になって、空全体にひろがるようになる。また、積雲または層積雲も見られる。夜には、さらに雲が厚みを増やし、小雨もぱらつく。（17：00）
＜当地の状況＞最高気温 25.8度
最低気温 18.9度
最大瞬間風速 9.0メートル（西北西の風）
日照時間 7.7メートル
9月28日（火）
＜各地の気温＞札幌 21.6度 14.7度
仙台 21.3度 16.4度
東京 22.8度 16.0度
名古屋 27.5度 18.2度
大阪 27.3度 19.2度
福岡 26.6度 19.7度
那覇 30.5度 24.3度
＜全国ランキング＞
最高気温 31.7度 石垣島（沖縄）
最低気温 5.6度 上川（北海道・上川）
1時間降水量 80.5ミリ 蒲生田（徳島）
日降水量 164.5ミリ 井川（静岡）
最大瞬間風速 25.3メートル 斜里（北海道・網走）
未明から朝方まで雨で、一時激しい降りにもなる。朝には止むが、乱層雲や層雲が空を覆う。（9：38）
昼前には晴れて、青空がひろがる。積雲や東の空には巻雲が見られる。北西風がやや強くなる。（13：29）
巻雲や巻積雲、一部に層積雲が見られる。（16：55）
＜当地の状況＞
最高気温 27.5度
最低気温 19.8度
最大瞬間風速 11.2メートル（西北西の風）
日照時間 5.3時間
降水量 81.0ミリ（最大時間雨量24.5ミリ）
9月27日（月）
＜各地の気温＞札幌 21.5度 11.6度
仙台 20.0度 14.6度
東京 17.8度 15.6度
名古屋 26.9度 16.9度
大阪 26.6度 19.1度
福岡 22.7度 20.0度
那覇 29.4度 23.4度
＜全国ランキング＞
最高気温 31.4度 名護（沖縄）
最低気温 －1.0度 川湯（北海道・釧路）
1時間降水量 92.5ミリ 蒲生田（徳島）観測史上1位更新
日降水量 189.0ミリ 勝浦（千葉）
最大瞬間風速 20.6メートル 神津島（東京）
高積雲や巻層雲、層積雲が見られ、全般に雲が多い。 （8：45）
高積雲、巻層雲と積雲が見られる。（12：21）
次第に雲が厚くなり、夕方ごろから雨が降り始める。雲は乱層雲になり、東風がやや強い。（14：16）
＜当地の状況＞最高気温 27.1度
最低気温 17.5度
最大瞬間風速 10.5メートル（東の風）
日照時間 3.3時間
降水量 9.0ミリ（最大時間雨量3.0ミリ）
9月26日（日）
＜各地の気温＞札幌 17.3度 8.5度
仙台 22.2度 11.1度
東京 24.6度 14.8度
名古屋 26.7度 15.2度
大阪 27.4度 16.6度
福岡 25.7度 17.8度
那覇 29.5度 24.1度
＜全国ランキング＞
最高気温 31.2度 北大東（沖縄）
最低気温 －1.2度 沼川（北海道・宗谷）
1時間降水量 25.5ミリ 新島（東京）
日降水量 117.5ミリ 新島（東京）
最大瞬間風速 22.6メートル 根室（北海道・根室）
快晴だが、南の空から次第に高積雲がひろがってくる。（8：27）
巻積雲や高積雲、積雲が見られる。昼ごろには、高積雲が覆い、曇り空に変わる。東風がやや強く吹く。 （10：22）
高層雲、高積雲が覆い、昼過ぎから夕方にかけて小雨が降る。雲は乱層雲、片乱雲に変化する。 （16：46）
＜当地の状況＞最高気温 26.0度
最低気温 13.5度
最大瞬間風速 10.7メートル（東の風）
日照時間 4.6時間
降水量 0.5ミリ（最大時間雨量0.5ミリ）
台風12号、北海道沖へ 高波に警戒呼びかけ
大型で強い台風12号は25日、宮城県の牡鹿半島の東南東の海上にあり、付近を風速25メートル以上の暴風域に巻き込みながら、時速約55キロで北北東に進んだ。26日朝には温帯低気圧に変わり、北海道の東に達する見込み。気象庁は、北日本の太平洋側で暴風、高波に警戒を呼び掛けた。
台風は午後3時現在、牡鹿半島の東南東約390キロにあり、中心気圧は955ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートル。中心から半径260キロ以内が風速25メートル以上の暴風となっている。
関東地方から北海道で暴風となり、大しけとなる恐れがある。予想される波の高さは5～7メートル。
富士山が初冠雪 平年より6日早く
甲府地方気象台は25日、富士山が初冠雪したと発表した。平年より6日早い。ふもとの山梨県富士吉田市も独自の観測に基づき「初雪化粧」を宣言。富士山が冬に向けて衣替えをする。
富士吉田市では、昼過ぎに雲の切れ間から、山頂から8合目付近にかけてうっすらと白くなっている富士山が見えた。
市富士山課によると、8合目の山小屋付近では24日から雪や雨が降っていたという。約40キロ離れた甲府の気象台からは冠雪を確認できない場合もあるため、市は2006年から独自に「初雪化粧」宣言を発表している。
昨年の初冠雪は10月7日。気象庁は、夏が終わってから初めて山頂が雪や氷で白く見えることを「初冠雪」としている。1894年に観測を始めて以来、最も早かったのは08年8月9日で、今年はこれより47日遅かった。
9月25日（土）
＜各地の気温＞札幌 15.1度 9.2度
仙台 18.0度 13.2度
東京 22.0度 13.9度
名古屋 27.7度 17.1度
大阪 26.8度 19.5度
福岡 26.9度 19.7度
那覇 29.5度 25.6度
＜全国ランキング＞
最高気温 31.5度 北大東（沖縄）
最低気温 －1.4度 沼川（北海道・宗谷）
1時間降水量 13.5ミリ 三沢（青森）
日降水量 45.5ミリ 浪江（福島）
最大瞬間風速 37.4メートル 銚子（千葉）
巻積雲と高積雲がひろがるが、次第に快晴となる。北西風がやや強く吹く。（6：50）
快晴だが、北西方向から積雲が見られるようになる。（11：59）
積雲は、夕方には層積雲に変化していく。（17：26）
＜当地の状況＞最高気温 26.8度
最低気温 16.6度
最大瞬間風速 10.8メートル（西の風）
日照時間 10.7時間
台風、週末にかけ太平洋側に接近 小笠原は暴風域
強い台風12号は24日、小笠原諸島近海を北上し、父島を風速25メートル以上の暴風域に巻き込んだ。25日は勢力を維持したまま関東の東海上から三陸沖を北上する見通し。気象庁は、東日本や北日本の太平洋側は週末にかけて風が強まり、大しけになるとして警戒を呼び掛けた。
台風は25日午前0時現在、父島の北約290キロを時速約45キロで北へ進んだ。中心気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は55メートル。中心から半径190キロ以内が暴風域。小笠原諸島は波の高さ10メートルの猛烈なしけとなり、父島で最大瞬間風速45.0メートルを観測した。
北日本の太平洋側と関東、東海、伊豆諸島は25日にかけ最大風速23～28メートル、波の高さ5～7メートルが予想される。台風は26日に前線を伴った温帯低気圧に性質を変えるが、勢力は強まり、暴風・強風域が拡大する恐れがある。
利尻山、羊蹄山で初冠雪
北海道は24日、上空に入り込んだ寒気の影響で、太平洋側などを中心に、各地でこの秋一番の冷え込みとなった。札幌管区気象台によると、朝の最低気温は、標茶町で0.5度、伊達市大滝で0.8度など。札幌中心部も、10月上旬並みの8.7度を記録した。
この冷え込みで、利尻島の利尻山（1721メートル）と、後志地方の羊蹄山（1898メートル）で、それぞれ初冠雪を観測。ともに平年より8日、昨年より10～13日早い。
9月24日（金）
＜各地の気温＞札幌 17.4度 8.7度
仙台 19.5度 12.3度
東京 20.2度 15.8度
名古屋 22.6度 18.0度
大阪 22.6度 18.8度
福岡 27.2度 19.4度
那覇 29.3度 26.2度
＜全国ランキング＞
最高気温 30.8度 旧東（沖縄）
最低気温 0.5度 沼川、歌登（北海道・宗谷）
標茶（北海道・釧路）
1時間降水量 20.5ミリ 父島（東京）
日降水量 106.0ミリ 母島（東京）
最大瞬間風速 45.0メートル 父島（東京）
高層雲または乱層雲が覆う灰色の空。未明から朝にかけて、一時雨が降る。（9：01）
昼以降も同じような空。小雨のぱらつくときも。（15：12）
＜当地の状況＞最高気温 22.8度
最低気温 18.3度
最大瞬間風速 5.3メートル（北東の風）
降水量 1.0ミリ（最大時間雨量1.0ミリ）
台風12号、小笠原に接近 24日にも通過
台風12号は23日、硫黄島の南の太平洋上を北に進んだ。24日にも、小笠原諸島に接近、通過する見通しで、気象庁は強風や高波に注意を呼び掛けた。
12号は23日午後、硫黄島のはるか南を時速約10キロで北上。中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル。中心から半径150キロ以内は風速25メートル以上の暴風域となっている。
猛暑一転、秋めく陽気 70ミリ以上の激しい雨も
秋分の日の23日、日本列島は前線の影響で、広い範囲で雨となり、大分県の椿ヶ鼻で1時間に75.5ミリ、神奈川県の丹沢湖で72ミリの非常に激しい雨を記録した。最高気温は22日よりも10度以上低かった地点も多く、猛暑から一転、秋めいた陽気となった。
気象庁によると、前線の前後で気温の差が大きく、大気の状態が不安定になり、局地的に激しい雨となった。
最高気温は、10月から11月並みとなった地点が相次ぎ、山形では前日より11.1度低い14.8度、大分県の宇目で11．2度低い22.9度などを観測した。
このほか仙台14.6度（前日比9.8度マイナス）、東京都心24.8度（同7.9度）、名古屋25.6度（同8.1度）、大阪27.8度（同5.5度）、高松26.7度（同8.2度）、福岡24.8度（同8.2度）などとなった。
9月23日（木）
＜各地の気温＞
札幌 17.6度 10.6度仙台 14.7度 13.2度
東京 24.8度 16.8度
名古屋 25.6度 18.7度
大阪 27.8度 19.4度
福岡 24.8度 20.4度
那覇 30.6度 26.9度
＜全国ランキング＞
最高気温 32.1度 旧東（沖縄）
最低気温 2.2度 中頓別（北海道・宗谷）
1時間降水量 75.5ミリ 椿ヶ鼻（大分）
日降水量 176.0ミリ 丹沢湖（神奈川）
最大瞬間風速 30.9メートル 種子島（鹿児島）
乱層雲が覆う。10時前から一時雨が降り出し、雷鳴を伴う。（8：26）
乱層雲や片乱雲、高層雲で、昼前後に激しい雨で雷を伴う。 （11：55）
乱層雲がひろがり、夕方には小雨が降る。風向きが北西に変わり、気温も下がる。（15：41）
＜当地の状況＞最高気温 27.6度
最低気温 19.4度
最大瞬間風速 12.3メートル（西北西の風）
降水量 1.5ミリ（最大時間雨量1.0ミリ）
猛暑のち「やや寒」？ 気象庁が今冬の予報
気象庁は22日、1年で最も気温が低い「寒侯期」（12月～来年2月）の予報を発表。猛暑の原因となった北半球中緯度帯の高温状態が初冬まで残る一方、厳しい冬をもたらす恐れがある「ラニーニャ現象」も進行中で、寒さはほぼ全国的に平年並みと予想した。
ラニーニャ発生時の冬は、北日本（北海道・東北）を除き低温傾向があるという。同庁は「暖冬傾向の強かった過去10年の中では、北日本を除き『やや寒い冬』になるかも」としている。
予想では、北日本は季節風が平年に比べやや弱く、降雪量も日本海側で平年並みかやや少ない見通し。
一方、関東以西は冬型の気圧配置となりやすい予想。東・西日本の日本海側と沖縄・奄美は平年同様ぐずつく日が多く、太平洋側は晴れの日が多くなりそうだ。
東京の真夏日、過去最多に 71日、04年の記録更新
気象庁によると、東京都心（大手町）は22日午前9時17分、気温30.0度に達した。今年の都心の真夏日日数はこれで71日となり、1876（明治9）年の観測開始以降、最多記録を更新した。これまでの最多は2004年の70日。
東京都心の9月22日の最高気温平年値は25.4度。
東日本から西日本にかけて太平洋高気圧に覆われ気温が上昇、各地で厳しい残暑。午前11時までに大分で35.3度の「猛暑日」となったほか、高知県黒潮町の佐賀や静岡県の川根本町で34.1度、千葉県の鴨川は33.8度などを記録した。
同庁によると、23日は日本海から東北に延びる秋雨前線が南下する影響で、天気は沖縄・奄美を除き全国的にぐずつく見込み。気温も下がり、厳しい残暑は一段落するという。
「秋分の日」荒れ模様に 東・西日本で大雨の恐れ
秋雨前線の影響で、東日本から西日本の広い範囲で「秋分の日」の23日にかけて大雨の恐れがあるとして、気象庁は22日、土砂災害や河川の増水などに警戒するよう呼び掛けた。落雷や突風にも注意が必要。
22日も、岡山空港で1時間に41.0ミリ、福岡県添田町の英彦山や富山県朝日町の泊で同40.5ミリの激しい雨を観測した。
気象庁によると、九州北部から三陸沖に延びる前線が太平洋側まで南下する見込み。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定となり、局地的に1時間に50ミリ前後の非常に激しい雨の恐れがある。
23日夕までの24時間予想雨量は、いずれも多い所で北陸、東海120ミリ、中国、近畿、関東甲信100ミリ。
大雪山系の黒岳で初雪 昨年より13日遅く
北海道・大雪山系の黒岳（1984メートル）で22日、初雪が降り、標高1890メートルにある避難小屋付近がうっすらと宇雪化粧した。昨年より13日遅い。
「黒岳ロープウェイ」を運営する「りんゆう観光」によると、午前5時半ごろの頂上付近の気温は氷点下3度。午前5時5分ごろ、約1センチの積雪を避難小屋の管理人が確認した。
黒岳は現在、9～7合目付近が紅葉のピーク。この日の雪は解けるとみられるが、本格的な降雪があれば、紅葉と雪が一緒に楽しめるという。
9月22日（水）
＜各地の気温＞札幌 19.9度 13.6度
仙台 24.4度 13.9度
東京 32.7度 24.6度
名古屋 33.7度 23.3度
大阪 33.3度 27.1度
福岡 33.0度 24.1度
那覇 32.1度 25.7度
＜全国ランキング＞
最高気温 36.7度 茂原（千葉）
最低気温 3.2度 糠平（北海道・十勝）
1時間降水量 45.0ミリ 平戸（長崎）
日降水量 92.5ミリ 室谷（新潟）
最大瞬間風速 26.8メートル 宗谷岬（北海道・宗谷）
朝から快晴の天気。昼前から積雲が現われる。西の風がやや強い。（10：25）
快晴。夕方前から、北西方向に雄大積雲が見られる。（15：39）
中秋の名月が東の空に上がる。夜は、高積雲がひろがる。 （18：32）
＜当地の状況＞最高気温 32.1度
最低気温 22.6度
最大瞬間風速 9.2メートル（西の風）
日照時間 11.3時間
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